赤ちゃん向けの番組といえばNHKのEテレというイメージが大多数だと思いますが、2019年12月16日(月)から20日(金)の朝7時35分〜8時まで、テレビ東京で民放初の赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」の放送が開始されます。
この記事では「シナぷしゅ」がどんな番組なのかを解説していきたいと思いますので参考にしてみてくださいね!
パッと読むためのもくじ
民放初!テレビ東京で赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」はどんな番組?
メインのターゲットは0〜2歳の乳幼児。
Eテレだといないいないばぁっ!を見ている世代ですね。
民放が乳幼児向けの番組に取り組むのははじめての試みだそうです。
2019年12月16日から20日の5回の放送後、視聴者の反応を受けて番組を継続するか検討するそうです。
つまり、今回はトライアルで期間限定の放送となります。
制作陣は番組のレギュラー化やネット配信を視野に入れているそうなので、Eテレ以外にも幼児向けの番組が誕生するかもしれませんね。
シナぷしゅの番組構成
カタチクイズ ○や△を使って動物などの形を作る スケッチモーション イラストで様々な場所を訪ねる 乳幼児にウケる技術 映像の早送りや逆回しを楽しむ ABC 英語の歌などを紹介 世界のことば フランス語や中国語など世界中のことばであいさつ がっしゃん さまざまなものを組み合わせて遊ぶ どうぶつ落っちんぐ 音遊び マンマタイム 管理栄養士が作る離乳食などを紹介 しずくのたび 水滴が旅するアニメ シナぷしゅダンス 幼児向けオリジナルダンス 出典:2019年12月9日 読売新聞夕刊
民放初!テレビ東京で赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」はテレビ東京の子育て中社員が制作した番組!
「赤ちゃんにテレビを見せるのは良くない」という風潮があります。
それでもママが家事を済ませる間や外出先でちょっとの時間YouTubeなどの動画に頼りたくなる時がありますよね。
この番組はそんな現状を受け、「お母さんたちに最悪感を与えずに安心して見せられる番組を作ろう」ということで制作されたそうです。
番組プロデューサーは全員が子育てに奮闘中。
制作に携わるのはテレビ東京社員だけではなく、大ヒット絵本「もいもい」で知られる東京大学赤ちゃんラボや教授も監修しています。
東京大学開(ひらき)一夫教授は乳幼児の発達メカニズムやメディアの人間への影響の研究が専門。
また、子どもが番組の途中で飽きないように各コーナーを約2分ずつに区切るという工夫をしているそうです。
民放初!テレビ東京で赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」番組名の由来は?
番組名の「シナぷしゅ」の由来となっているのは「シナプス」。
シナプスとは、脳の神経細胞と神経細胞の間にあるつなぎ目のことです。
脳の神経細胞は、成長にしたがって「増える」のではなく、シナプスによって「つながる」ことで発達します。
子どもの脳のシナプスを適切な刺激でどんどん増やし、脳の発達に繋がり、赤ちゃんの世界が「ぷしゅっ」と広がるように。
そして、番組制作に携わっているプロデューサーが全員子育てに奮闘中ということで、仕事と育児、家事を成り立たせる苦労を肌身で感じているため、親の肩の力が「ぷしゅっ」と抜けて楽になる、という二つの意味を持ち合わせて「シナぷしゅ」だそうです。
番組の制作にあたり、マスコットキャラクター「ぷしゅぷしゅ」も制作したそうです。
民放初!テレビ東京で赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」まとめ
12月16日(月)から20日(金)(あさ7時35分から8時)の5日間だけ、試験的に放送される「シナぷしゅ」。
どうしても番組を見るときEテレと比較してしまいそうですが、民放初の取り組みとのことでとても楽しみでもあります。
脳の発達などへの影響が考えられて作られているというのも安心ですよね。
番組が継続するかどうかは視聴者の反応にかかっていると思いますので、この五日間は「シナぷしゅ」を観てみようと思います!