結論、「何歳から登れる」という正解はありません!なぜなら歩くことができるようになった時点で登ることができる山だからです。
あとは、子どもや親の体力でどこまで行くことができるのか。それを判断するのは親しかいません。
実際に2歳の子どもを連れて2回頂上まで行ったルートなどをこの記事では紹介します。
あなたのお子さんの高尾山デビューの参考になれば幸いです。
パッと読むためのもくじ
高尾山は何歳から登れる?オススメのルートは?
先日、我が家の息子が2歳0ヶ月で高尾山に登りました。
時間の関係で全て自力で登らせることは出来ませんでしたが、想像以上に自分の力で登り、下山することができました。
頂上まで歩かせる事が目的でない場合は、高尾山は子どもが歩けるようになった1歳前後に早ければ一緒に登ることが可能な山です。
高尾山はルートによっては舗装されている道だけで頂上まで登ることが可能なため、小さな子どもの山登りデビューにおススメです。
おすすめはケーブルカーで山腹まで行き、そこから頂上をめざす方法。
最後までベビーカーで登るポイントは薬王院の本堂へとあがる階段のところで、脇道を行く方法です。
道なりに進み山頂への標識通りに進むと、2階建ての大きなトイレの前で先ほど分岐した地点と合流します。そこまで来れば山頂までもう一踏ん張り!
ケーブルカーで高尾山駅まで約6分、頂上までは大人がふつうに歩いて40〜50分ほどかかります。子どものペースに合わせると倍くらいの時間は見た方がいいかもしれません。
ベビーカーはケーブルカーに乗せることも出来ますが、紅葉がピークの土日はひどい混雑のため、周りに気を遣わずにケーブルカーにベビーカーを乗せるのであれば平日がおすすめです。
もしベビーカーを置いていきたくなった場合は、ケーブルカー清滝駅(麓の駅)で300円で預けることが可能ですよ。
高尾山に登るならベビーカーV.S.抱っこひもどっち?
では、ここでベビーカーの話が出たので、高尾山に登るにはベビーカーと抱っこひもどちらがおすすめかを体験を通じてお話しますね。
結論から申し上げると、個人的には抱っこ紐をおすすめします。
何故なら坂道でベビーカーを押し進めていくのがかなりしんどかったから!
ベビーカーは腕で押し、足で坂道を踏ん張らなければなりません。
舗装されている道とはいえ、傾斜がかなりきつめのところで12キロの子どもが乗ったベビーカーを押し続けるのはかなりのいい運動になりました。
抱っこの場合は、足で踏ん張れば良いだけなので、手を大きく降ったりして身体のバランスを取ることが出来たように感じます。
今シーズン、息子を連れて高尾山に2度登りましたが、同じ道を抱っこで歩いた時よりベビーカーを押した時の方が長く険しく感じました。(腕もプルプルしました。)
どうしてもベビーカーで頂上を目指したい場合は、交代でベビーカーを押すことができると良いと思います!
高尾山に登る場合授乳室やオムツ替えは?
高尾山には残念ながら授乳室はありません。
もし授乳が必要な場合は授乳ケープを持参し、個室で授乳をする場合は多目的トイレで授乳する事になります。
オムツ替えについては、ベビーシートというより多機能トイレを利用したオムツ替えになるため、雑菌などに弱い赤ちゃんを連れて行こうと検討している場合は注意が必要です。
わたしが確認したトイレ情報を以下に簡単にまとめておきました。
○京王線高尾山口からケーブルカー清滝駅に向かう途中にあるトイレ
→多目的トイレはありますが、ベビーシートはなし。
○ケーブルカー清滝駅(麓の駅)
→多機能トイレあり。多機能トイレ内にはシートなし。女子トイレの右奥の個室の中にベビーシートあり。女子トイレは入り口が15段の階段。
○ケーブルカー山頂駅
→多目的トイレにベビーシートあり。
○高尾山山頂の高尾ビジターセンター内のトイレ
→たしか、オムツ替えシートはありませんでした。
高尾山に登る時に持って行くと良い物
次に、高尾山に登る時に持って行くと良い物をまとめておきます。
- 飲み物(水筒など)
- パン、おにぎりなどの軽食
- お菓子
- ウェットティッシュ
- タオル
- ゴミ袋
高尾山は途中にいくつか売店がありますが、ほとんどが飲み物、お団子、アイスクリームなどです。(ごま団子がめちゃくちゃ美味しいです)
食事処もいくつかありますが、ほとんどが名物のそばやラーメンなどとなっています。
幼児食となりそうな物は特に取扱がないため、子どもの食べやすいパンやおにぎりなどをあらかじめ持参しておくと安心です。
手を洗う場所もあるにはありますが、いつでも手を拭けるように除菌タイプのウェットティッシュを持っていると便利です。
また、高尾山にはゴミ箱はなく、ゴミは持ち帰るというルールになっていますので、ゴミ袋を持参しておくとゴミをまとめて持ち帰ることができて便利ですよ。
高尾山が子どもの登山デビューにはオススメ!
以上、高尾山について小さなお子さんを持つ親御さんが知りたいと思う情報をまとめました。
2歳になりたての子どもがここまで歩けたということにわたしは感動を覚えました。(正直ほとんど抱っこで登るだろうと覚悟していたので)
特に下りはあっという間にケーブルカー乗り場まで降りてくることができました。
子どもに登山デビューさせたいというママパパは、ぜひ高尾山でデビューしてみてください!
きっと登りやすくて大好きな山になることと思います。