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幼稚園と保育園どっち?仕事をしてても保育園一択じゃない!違いを徹底解説

ついこの前産まれたばかりと思ったのに、あっという間に子どもが2歳!

子どもが2歳になると幼稚園の「プレ」が始まったり、そろそろ働こう、仕事に復帰しよう
と考えるママも少なくないかもしれません。

3歳になると、幼稚園探しが本格的になりますよね。

幼稚園、幼児園、保育園と乳幼児を預かり保育をしてくれる施設は色々あるけれど、
どんな違いがあるの?
ワーママだからと言って保育園だけが選択肢じゃないの、知ってました?

はじめて子どもが通う「集団生活の場」。

この記事では幼稚園、幼児園、保育園選びに奮闘したわたしが経験談を
詳しくお話します。

あいちゃんママ
あいちゃんママ
参考にしてもらえたら嬉しいな

パッと読むためのもくじ

幼稚園保育園どっちを選ぶ?違いを簡単にまとめました!

幼稚園と保育園ならわたしもなんとなく認識があったのですが、「幼児園」って…?

最近では幼児園は『認定こども園』と言う名前で
同じ敷地内に幼稚園と保育園を併設している形式になっています。

以下、簡単に表にまとめました!

保育園 幼稚園 認定こども園
目的 保育 教育 健やかな保育
対象年齢 0歳~小学校就学前まで 満3歳~小学校就学前まで 0歳〜小学校就学前まで
1日の教育・保育時間 原則8時間 標準4時間
長期休業日 なし 夏休み、春休みなどあり 園による。また、長期休暇について、1号認定:幼稚園と同様に夏休みや冬休みなどの長期休暇がある。2号・3号認定:保育園同様に長期休暇はない。
給食 あり 園ごとに異なる(お弁当が必要な場合あり) あり
費用 世帯収入に応じて自治体が決定。月額平均は20,000円程度 私立は園ごとに、公立は市区町村が決定。月額平均は私立が40,000円程度、公立が18,000円程度 市町村の徴収基準により、園が集めます。
管轄 厚生労働省 文部科学省 内閣府

 

幼稚園は文部科学省所管の「幼稚園」のことをさします。私立幼稚園は「学校法人」が運営していて、つまり「学校」の扱いです。

一方保育園は、厚生労働省管轄の「保育に欠ける子どもを預かる施設」です。

「幼児園」は、地方自治体の幼保一元化の試みの中から現れて来ているもので、
幼稚園の機能(幼児教育)を持った保育園を「幼児園」と言います。

とはいえ、幼稚園は文部科学省、保育園は厚労省と所管が異なるため、
実際にはまだまだ一体化はできていません。

先ほど述べたように、幼児園は『認定こども園』と言う名前で
同じ敷地内に幼稚園と保育園を併設している形式になっています。

保育園に預かって貰いながら、幼稚園と同じ教育を受ける。幼稚園が終わったら再び保育園と同じように過ごす。(お昼寝、おやつなど)

外から見れば一緒に遊んでいるようですが、建物は同じ敷地内であっても別々、
またはここからは保育園など明確な違いがあります。

 

保育園に通う時間と同じで幼稚園の教育も受けられる・・・と、良いトコ取りの施設と思われますが、

前述したように、現在も幼稚園は文部科学省、保育園は厚生省と所管が異なるため二重行政となる難しさや、

幼稚園側の親の不満もあり実際には一体化が難しいことがわかり、なかなか増えていかないのが現実です。

幼稚園保育園どっちがいいの?メリットとデメリットを簡単に紹介

保育園、幼稚園、認定こども園の違いについて触れたところで、

「じゃあ結局どこがいいのよ???」

そんな親御さんに、簡単にいい点、悪い点についてまとめますね!

保育園 幼稚園 認定こども園
良い点 ・0歳から預けられる

・夏休み、春休みなど長期休みがないため働く人にとって預けやすい

・気付いたらおむつが外れていた

・教育面が充実(幼稚園から英語の授業がある園も!)

・じっと座っていること、食事中の礼儀作法などが身に付く

・幼稚園、保育園どちらもメリットも受けられる

・親の働き方が変わっても転園しなくてよい

イマイチな点 ・月曜の朝、タオルやシーツ、着替えなど、とにかく荷物が大量

・登園時間がバラバラなのでクラスのお母さんたちと話す機会が少ない(ママ友はできにくい)

・バザー、夏祭り、運動会など園行事が多く準備も大変

・参観や保護者会が平日に入りがち

・延長保育が別途料金なので、残業が多い月や夏休みなどは費用がとても高くなる

・まだまだ数が少ない

・保育料以外に、教育のための費用がかかることもある

・一般の保育園に比べて平日の参観・保護者会が入ることもある

 

幼稚園の良い点は何といっても教育。

それに、幼稚園バスがあれば送り迎えもバス停まで。

一方、働くママにとっては保育園のほうが断然便利ですが、働き方によっては保育園一択というわけではないかも。

ここ一年ほどで在宅勤務や会社へ毎日通わなくなった、サテライトオフィスを使うようになったなんていう方は、昔と比べて預かり保育の充実してきた幼稚園に預ける、という選択肢も生まれてきますよね。

かつてはお遊戯会の衣装や子どもの園グッズを作るのは幼稚園が多く、保育園は園が用意してくれる…というような違いもありましたが、現在では園によって方針はさまざまなようですよ。

幼稚園保育園どっちに決めよう?入園までのスケジュール感を比較!

ここまで幼稚園と保育園の違いやどんな点が優れているのかについて触れてきましたが、実際どっちかに決める際に重要なのがスケジュール!

選ぶ園によって異なるため、これから園探しをする親御さんはぜひチェックしてみてくださいね。

保育園入園までのスケジュール

10月~ 申込用紙配布開始
11月~12月 入園申込
2月末~3月 内定の電話、園で個人面談、健康診断
4月 入園

※認証、認可外保育園は直接園に問い合わせをしてみてください。

説明会が春先から始まる幼稚園と比べ、保育園はスタートが遅いわりに入園までがタイトです。
しかも直接内定電話がかかってくるというドキドキハラハラのシステムのところが多いようです。

幼稚園入園までのスケジュール

幼稚園には私立と公立(国立含む)があります。
私立幼稚園は公立幼稚園の倍近くの数があり、園によって特色があるので見学必須です。

2年制か、3年制に入れるのかでも違ってきますが、最近では3年保育(年少入園)の園が多くなっているようです。

通わせる予定の園の定員やかかる費用など、園によってまちまちです。

毎日お弁当の園、園バスがない園もありますので、親御さんの負担を考えつつ、園の方針と合うところに入園させるのが良いので見学は必須です。

6月~ 見学会
9月~11月 説明会、願書配布、入園申込、面接(私立)
11月~ 願書配布、提出、抽選(公立)
12月~1月 入園説明会、制服準備、園グッズ制作、準備
4月 入園

認定こども園入園までのスケジュール

認定こども園では1~3号の区分に分かれ認定されます。この区分によってスケジュールが異なります。

たとえば、下記のようなイメージです。

1号認定の場合

9月~10月 1号認定願書配布
10月~11月 願書提出、面接もしくは抽選
11月 入園手続き
12月~2月 入園説明会、園グッズ、制服準備開始
2月~3月 体験入園
4月 入園

2号、3号認定の場合

市区町村に申込書を提出
12月上旬~1月上旬 第1希望の園で面接
2月中旬~3月上旬 入園承諾書、支給認定証を通知
3月上旬~中旬 入園説明会、園グッズ、制服準備開始
4月 入園

 

幼稚園や保育園を検討している場合、子どもが家庭以外で長く過ごす事になる場所なので、極力見学することをおすすめします!

最近はコロナの影響で見学を制限していることもあるので、気になる園がある場合は早めに問合せをしてみましょう!

我が家も9月に現在の住まいへ転居し、慌てて幼稚園や保育園探しをしましたが、「引っ越してきたばかりで…」と言うと、電話口でも親切に説明してくれたり資料を用意してくれたりする園もありました。

園探しにまだ余裕がある場合は、園庭開放や体験入園などに参加してみると、実際に園に通っている子供達や先生達の様子をみることができますので、ぜひ積極的に参加してみてくださいね!

幼稚園保育園どっちが安い?無償化でも全額タダじゃない?!

結論から申しあげます!

内閣府のホームページをご覧ください!(笑)

もうご存知かと思いますが、無償化の対象は3歳〜5歳です。0歳〜2歳はお金がかかります。

よくちまたで「プレに通わせてる」なんて聞く方もいるかもしれませんが、プレは無償ではありません!

また、通園送迎費(バス代)、食材料費(給食)、行事費等は保護者負担のため、無償化の対象にはなりません。

特に私立の幼稚園だと母の会や施設維持費など、他の項目でお金のかかる園もあります。

当初我が家は保育園に入れる予定だったため、幼稚園については詳しく調べていませんでしたが、

幼稚園は家の近所の私立保育園に入れるのにも「選考」があります。(といってもお受験のような大変さはありませんが…)

そのため「選考料」、無事合格すると「入園金」、「園服代」「教材費」など立て続けに支払いが発生します。

地域によって差はあると思いますが、選考料は5千円前後、入園金は10万円前後、制服や教材費は合わせて35,000円前後と怒涛の出費がありますのでお気をつけください。

また、私立の幼稚園は月々の保育料を自由に決めているため、無償化の上限金額をはみ出る場合もあります。

毎月かかる費用になるので、通わせたい園がある場合は事前に確認しておくほうが良さそうですね。

まとめ

幼稚園保育園、どっちに入れようとお悩みの方への判断材用になると良いなと思い、私の園探しの経験も踏まえてこの記事を書きました。

ご家庭とお子さんに合った園探しのヒントになれば幸いです^_^

雑談になりますが、私が驚いたのは「お受験」でもなんでもなく、近所の私立幼稚園に入れるだけなのに、願書は朝8時半から3園取りに回ったり、入園面接は朝7時前から園の前に並んだりしたことです。

都内はまだまだ待機児童が多く、3歳から保育園に預けると言う選択がほとんどできないのが現状です。

幼稚園に入れて、預かり保育を利用する場合は在宅勤務か近隣の職場でないとお迎えが間に合わない…。

わたしの勤務先は都心なので、育休を延長して幼稚園ママになるという選択肢をとりました。

幼稚園によっては預かり保育を遅くまでしてくれる園もあるようなので、仕事をしながら幼稚園の教育を受けさせるということも不可能ではないです!

ぜひお近くの幼稚園や保育園を調べてみて、お母さんにとってもお子さんにとってもハッピーになれる場所を探してみてくださいね!

あいちゃんママ
あいちゃんママ
最後まで読んでくれてありがとう!
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