この記事に訪れてくれたお母さんは、こんな事を感じているのかもしれませんね。毎日一生懸命子育てに追われているお母さん。
近くに頼れる両親や親類がいない。子どもと公園や児童館などに行っても既にお母さんたちのグループができていてママ友がなかなかできない。
幼稚園や保育園に入る前の年齢だと、どうしても長時間子どもと2人きりになりがちですよね。
特に旦那さんの帰りが遅いとワンオペ育児による過労とストレスが溜まって笑顔のお母さんでなんていられないと思います。
まさに私がそうでした。
この記事では、育児休業中で、仕事と家庭を両立させる自信のなかった私が育休を延長し、一時保育を利用することで自分自身に余裕が生まれたという体験談をお話しています。
ワンオペに疲れて行き場を失っているママ・パパ
乳幼児を抱えながら、なんとか自分の時間を作りたいと思っているママ・パパ
一時保育を利用してみたいと思っているママ・パパ
パッと読むためのもくじ
一時保育を利用してリフレッシュ!育休中にわたしが利用しようと思ったきっかけ
ホリエモンがYouTubeでも、日本のお母さんは育児から離れることを「育児放棄」だったり「無責任」だと思いすぎだと言っていました。
まさに私もそうで、自分で望んで子供をもうけたのに、子育てしていく中で子育てが辛い、苦しいと感じることが増えてきました。
理由は様々です。
一生懸命作った離乳食を食べてもらえない。
用意した食事をお皿ごとぶん投げる(昭和のオヤジか(笑))
何度「ダメ」と教えても同じいたずらを繰り返される・・・
夫に苦労したことを言っても「そんなに辛いなら環境を変えるために復職すれば」と言われた
子供の可愛い成長の過程ですが、精神が消耗してしまいまったく可愛いと思えないことも多々ありました。
我が家は夫の帰宅時間が遅いため、平日は完全ワンオペ育児・家事。
そして、夫には育児や家事を両立することの大変さ、子どもを成長させるために必死になっている私の努力はまったく理解・共感してもらうことが出来ませんでした。
家庭の中で、常に孤独でした。
子どものことで悩んでも、夫はまったく頼りにならない。
実家の母に相談しても、私と息子はタイプが違いすぎて母の育児方法が参考にできない。
毎日毎日、沼にはまっているようでした。一体いつになったらここから出られるんだろう・・・
そんな時に1歳半検診で訪れた保健センターで教えてもらったのが「一時保育」でした。
一時保育を利用してリフレッシュ!専業主婦も利用できる!一時保育について紹介
一時保育とは、その言葉どおり子どもを一時的に預かってくれることです。
各自治体によって預けることが出来る月齢が異なるため確認が必要ですが、わたしの住んでいる自治体では生後6ヶ月から小学校就学前までの子どもを一時的に預かってくれます。
預かってくれる時間は大体が1時間単位。
気になる費用はわたしの自治体で1時間800円〜、行政の育児支援事業を利用するのが一番安いです。
自宅にきてもらうベビーシッターサービスなどは1時間数千円など、金額はピンキリです。
ただ、安いからといって行政のサービスが悪いわけではまったくありません。
一時保育の理由は特に問われません。
通院、仕事、美容院、リフレッシュなどなんでもOK。(これは面談でも言われました。)
一時保育で預かってくれる施設は一時保育を実施している保育園や、自治体の子ども支援センターなど様々です。
支援事業ごとに登録や面談をする必要があるかもしれないため、事前にどれくらいの育児支援事業があるか調べて登録を済ませておく必要があります。
参考までに、東京都の各市区町村で一時預かりをしている施設を調べられるリンクを貼っておきます。
(東京都以外の方は大変恐縮ですが、「○○県○○市 一時保育」で検索エンジンから調べることができると思います。)
一時保育を利用してリフレッシュ!利用のしかたと登録について
一時保育を利用するためには事前に登録をする必要があります。
また、一時保育支援事業が複数ある場合はそのサービスごとに登録する必要があります。
登録は子どもと一緒に簡単な面談もするため、ほぼ現地へ赴くことになると思います。
子どもを預ける際に送り迎えする場所になりますので自宅からなるべく行きやすい場所を探すと良いですね。
住所、氏名、緊急連絡先などの簡単な書類を記入し、子どもの愛称や性格、好きな遊び方やお昼寝の時間帯などいくつかの質問に答えると、面談は終了です。
いったん登録が済んでしまえば、利用の申し込みは電話ですることが可能です。
支援事業ごとに預けることができる曜日、時間帯、月の上限数などが異なります。
また、受け入れ人数も施設によって異なるため、受け入れ人数の少ない施設は予約開始とともに埋まってしまうこともあるそうです。
一時保育を利用してリフレッシュ!専業主婦(育休中)が一時保育に預けるメリット(親編)
一時保育の利用方法について書いてきましたが、乳幼児を抱えながら孤独やストレスに日々襲われているママこそ、一時保育を使うべきだと思います。
ここからは一時保育を利用するメリットについて、お伝えしていきますね。
保育のプロに預けることができるから離れている間も安心
身内に預けると、いろいろ耳の痛いことを言われたり、逆にストレスが溜まってしまうこともあるかもしれません。
ですが、一時保育なら時間で保育のプロが子どもを預かってくれます。
必要事項を伝える以外は特別に事情を聞かれるなどありません。
預ける相手はプロなので、お母さんもなんの心配もなくリフレッシュすることができると思います。(ただし、必ず連絡がつくようにしておいてくださいとのことでした。)
フットワークが軽くなるから用事が早く済ませられる
ベビーカー、抱っこ紐での移動、どちらも大変ですよね。
子どもを預けてしまえば自分1人だけです。
狭い場所でも階段でも余裕ですよね。
電車もバスも段差を気にすることなく乗り降り出来ます。
銀行や郵便局などの手続きも、子どもがいつ騒ぎ出すかと心配する必要もありません。
1人で行動するって、こんなに身軽で自由なんだと実感するに違いありません。
短時間離れただけでもリフレッシュになる
常に子どもが傍に居るというのは、常に緊張状態で気を張っている状態なんだな、と子どもと離れてみて実感しました。
慣らし保育で2時間離れてみて、2時間でやれることは少ないけれどそれだけで自分に笑顔が戻っていることに気が付きました。
子育てでなにより大切なことは、お母さんがいかにリラックスして育児できるかだと私は思います。
お母さんが笑顔だと、子どもも笑顔になります。そしてお母さんが笑顔だと、旦那さんも笑顔になり、家庭も明るくなります。
一時保育を利用してリフレッシュ!一時保育の利用のメリット(子ども編)
一時保育、実は親にとってだけではなく、子どもにとってもメリットがあるのでどんなことがメリットになるのかも紹介していきます。
集団生活の練習になる
母と子だけで生活していると、きょうだいやママ友がいない限り、どうしても子どもが他の子や大人たちと接する機会は作れません。
一時保育に預けることによって、保育士の方や職員の方、預けられている他のお子さんたちと接する機会を作ることができます。
普段家でしない遊びや家にないおもちゃなど、家での過ごし方とはまた違った過ごし方が出来るようになってきます。
これが子どもにとっても大きな成長に繋がっているなと実感できました。
自立への第一歩に繋がる
私がそうだったのですが、家にいるとどうしても子どもがやろうとしていることに手を出してしまいがちです。
食事やお昼寝、遊びに関して、出来ないことにはすぐに手を差し伸べてしまいます。
ですが、一時保育の間は一対一で相手をしてもらえることはほとんどありません。
自分でスプーンやフォークを使って食べようとする
1人でゴロンが出来るようになった
言葉の量が増えた
息子の実際に出来るようになってきたところです。
思いきって一時保育に預けることができたから、こういった成長を促すことにも繋がったと考えています。
一時保育を利用してリフレッシュ!専業主婦や育休中のママこそ一時保育を利用しよう!
外で働いていないからといって、子どもを預けることに罪悪感を覚える必要はありません!
子どもを預けることは育児をサボったり放棄していることでもありません。
むしろ、働いていないからこそ、少しでも離れる時間を作ってリフレッシュする必要があると思います。
いくら可愛い子どもでも、お母さん自身のコンディションによって常に可愛がることは無理です。だって、お母さんだってにんげんだもの。(みつお)
今の時代、お母さん1人で育児を抱え込んでしまう人が多いように感じます。
育児は1人で抱え込めば混むほど沼にハマります。わたしがそうだったので自信を持って言えます。
この記事を読んで一時保育を利用することによって、育児を抱え込んで悩むお母さんが1人でも少なくなることを祈っています。