赤ちゃんの水分補給は産まれた頃はおっぱいやほ乳瓶からですが、これは産まれながらに備わった「反射」の働きでできることなんだそうです。
「反射」の働きを簡単にいうと、「本能」です。
つまり、本能で赤ちゃんはおっぱいやほ乳瓶を吸うことができるんです。
でも、いつまでもおっぱいやほ乳瓶から水分補給はしませんよね。
ストローやコップを使って飲むことは、練習しないと出来るようにならないんです。
そこで登場するのがベビーマグ。赤ちゃん用のコップです。
ベビーマグを購入するにあたって、重要視するポイントは以下です。
- 漏れないか?(赤ちゃんはコップを上手に持てなかったりコップで遊ぶので、漏れると水浸し)
- 洗いやすいか?(パーツが多いと洗うのがおっくうになって、清潔さを保てなくなりますよね。)
- 持ち運びしやすいか?(コップや市販のストローを使って飲めない赤ちゃんにはベビーマグは必携アイテムです。)
これらのポイントをクリアして、購入に至ったのがピジョンのマグマグでした。
実際に使ってみてどうだったかレビューしていきますので、購入する際の参考にしていただけたら嬉しいです!
パッと読むためのもくじ
ピジョン マグマグ商品概要
ピジョン マグマグは、飲み口を変えることができる赤ちゃんの「飲む」をサポートするマグです。
マグマグだけでも種類はなんと4種類あります!
3ヶ月頃から マグマグベビー
赤ちゃんが自分でもって飲むトレーニングをする第一歩のアイテムとして作られているのがこちら。
ピジョンのほ乳瓶を使っていた方なら「母乳実感」の乳首をそのまま使うことが出来ます。
(※「母乳実感」とは、ピジョンのほ乳瓶からミルクを飲ませるための飲み口である乳首のシリーズ名です)
手や腕の機能がまだ未発達な赤ちゃんが口に運びやすいよう、持ち手がななめになっています。
5ヶ月頃から マグマグスパウト
赤ちゃんが乳首以外の飲み口に慣れるためにオススメなのがスパウト。
飲み口のスパウトはとてもやわらかく、吸い穴が工夫されているので口に入る量を調整しやすくなっています。
8ヶ月頃から マグマグコップ
コップ飲みのトレーニングにオススメな飲み口です。
赤ちゃんが自分ですすり飲みしやすい形の飲み口になっていて、口の端からこぼれるのを防ぐような形になっています。
フタがついているので持ち運びにも便利です。
8ヶ月頃から マグマグ ストロー
ストローで飲み慣れていない赤ちゃんがストロー飲みをトレーニングするのに最適なやわらかいストローのついたマグです。
持ち手はこの頃の赤ちゃんが持ちやすいようにストレートになっています。
3ヶ月頃から マグマグ セット
カップと上記4つの飲み口のすべてがセットになっているものです。
どの飲み口を使って良いかわからない場合には、一気にそろえてひとつずつ試してみるのもいいかもしれません。
ちなみにうちの息子は、コップパーツでコップ飲みをするのは苦手で、ふつうのコップの方が飲みやすいようでした。
また、ストローパーツは3日で飲み方を習得し、1歳半を過ぎた今も重宝しています。
飲み口のパーツが別売りで買い足しできる!
これだけ種類があると、どれを買って良いか迷ってしまうかもしれませんね。
でも安心してください!
コップの容量はすべて200mlで、飲み口の部分はパーツを交換して使うことが出来るんです!
だから、わざわざコップを買い直す必要はありません!
月齢に合わせて必要なパーツを購入していけばその飲み口にあったトレーニングをすることができるようになります!
そして、それぞれのコップのデザインや色が微妙にですが違います。
パーツは別売りで購入することができますので、お母さんも見ていて楽しくなるようなデザインを選んでみたら良いと思いますよ!
ピジョン マグマグの良かったところ!
では、ピジョンマグマグを使ってみて良かったところを紹介していきますね!
漏れにくい
お出かけで持って行く際に中身が漏れてしまったら、それだけでテンションダダ下がりになってしまいますよね。
ピジョン マグマグは、きゅっとしっかりスクリューをまわせば漏れることはほとんどないです。
一部、レビューや口コミで漏れたというものをお見受けしますが、わたしも念のためビニール袋に入れていつも持ち歩いていますが、1年以上使っていて漏れたことは一度もありません。
洗いやすいから清潔さを保てる
大切な赤ちゃんが毎日使う物だから、清潔さは保ちたいですよね。
ピジョンマグマグは、煮沸・レンジ・薬液消毒が可能です。(ストローチューブは薬液消毒のみ可)
他社の製品は洗浄方法を選べなかったりもするので、赤ちゃん用品の鉄板消毒方法の煮沸・レンジ・薬液消毒ができるというのは、とっても便利ですよ!
細かいパーツがないから組み立てが簡単
これは、洗うことにも共通して言えるのですが、パーツが少ないから洗うのも面倒くさくならずにしっかり洗うことができるし、洗い終わった後も簡単に組み立てられるから面倒くさくない!
めんどくさがり屋のわたしにとっては大変助かる構造です。(笑)
パーツだけ買い足しができるから経済的
乳首からスパウト、ストローへと移行したいなと思った時、それぞれ別売りでパーツを購入することができるので、マグを買い直さなくていいというのがとっても経済的!
ぎゅうぎゅう閉めていればパッキンもいたんでくるし、ストロー部分は、赤ちゃんがおもしろがってけっこう食いちぎったりします。(ビックリするけどすごい勢いで食いちぎります。)
シリコンなので、どうしても使っている間に痛んできてしまうので、買い換えは必須ですが、良心的なお値段なので、清潔に保つためにもパーツの購入は必須です!
ピジョン マグマグ ここがちょっと残念?!
ピジョンのマグマグを使ってみて、ちょっと残念だったなと感じた部分を以下でお伝えしますね。
持ち手は折りたたみができないため少しかさばる
持ち手を折りたためるタイプのベビーマグもありますが、こちらは最初から持ち手がたためないタイプのため、特に気にしたことはありません。
子どもが開けられないようにするためかふたのスライドがかため
ストローマグのスライド開閉するふたは、子どもが簡単に開けられないようにするためなのか若干かためです。
ピジョン マグマグの場合は、天地逆さにしてもほとんど漏れないので、ここまでかたくなくてもいいのにな・・・と思いますが、しっかり閉じて開けた時も固定できるこの堅さがちょうどいいのかもしれません。
ピジョンマグマグ 使ってみたまとめ
飲み物を持ち歩く際は、以下の理由からベビーマグが大活躍します。
- 大人とは口内環境が定まる3歳頃までは回し飲みをしない方が良い(子ども専用の飲み物を持ち歩くべき)
- ハンドル部分をしっかり握った方が安定して飲み物が飲みやすい
- ベビーマグは目盛りがついているものがほとんどなので、どのくらい飲ませたのかがわかりやすい
せっかく購入するからには、ストレスなく使える物を選びたいですよね。
この記事がピジョン マグマグを購入しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!